プロジェクトを準備しよう!
Unityの新規プロジェクトを作成
これからUnityを使って作るアプリのプロジェクトを作成します。
(1) Unity Hub から「新しいプロジェクト」を選択して、下記内容でプロジェクトを作成します。
- エディターバージョン: ToF AR の推奨Unityバージョンを指定 ( 今回は「2021.3.31f1」を選択 )
- テンプレート: 3D
- プロジェクト名: 任意 ( 今回は「TofAR_PoseShutter」を入力 )
- 保存場所: 任意
※ ToF AR で推奨しているUnityバージョンは、User manual の「1.1.2. ToF ARアプリケーション開発の実施に推奨するソフトウェアバージョン」を参照してください。
Platformを設定
Platformを今回作成する iOSアプリ に切り替えます。
(1) メニューからビルド設定画面を開きます。
- メニュー: File / Build Settings...
(2) Platform で iOS を選択します。
(3) Switch Platform ボタンを押して Platform を切り替えます。
Projectを設定
ビルド時に必要な設定やプラグインの設定など、今回必要となるプロジェクトの設定を行います。
(1) 上記で開いたビルド設定画面から「Player Settings...」のボタンを押して、プロジェクト設定画面を開きます。
(2) Other Settings の下記2項目を設定します。
Player / iOS / Other Settings /
- Api Compatibility Level: .NET Framework
- Camera Usage Description: カメラの利用方法を説明する任意の文字列
※ 設定画面が開いた時点で Player / iOS が表示されています。
(3) XR Plugin Management の設定項目を表示して、「Install XR Plugin Management」ボタンを押します。
(4) 設定項目が表示されたら ARKit のチェックを ON にします。
XR Plug-in Management / iOS /
- ARKit : チェック
ToF AR をインポート
ToF AR をインポートして、アプリ開発で ToF AR を使用できるようにします。
(1) ダウンロードした ToF AR を展開して、TofAR_Base_xxxx_yyyy.unitypackage をインポートします。
- メニュー: Assets / ImportPackage / Custom Package...
※ xxxxはバージョン番号、yyyyはビルド対象のプラットフォームになります。
今回の例では「TofAR_Base_v1.4.0_iOS.unitypackage」となります。
(2) 同様の手順で TofAR_Hand_xxxx_yyyy.unitypackage もインポートします。
メニュー: Assets / ImportPackage / Custom Package...
※ 今回の例では「TofAR_Hand_v1.4.0_iOS.unitypackage」となります。
コンポーネントによって必要なパッケージは、User manual の 「2.3. コンポーネントリスト」を参照してください。
ここまで完了したら一度ビルドしてみましょう。
メニュー: File / Build And Run
※ 最初のビルドでは、Unity のビルドにより作成される Xcode プロジェクトの保存場所を指定する事になるので、任意の場所を指定します。
※ Xcodeが起動されたら、Xcode側でビルドを行いケーブルで接続した端末にインストールします。
端末にインストールして、アプリが起動したら大丈夫です。